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生活の一コマ

フェイラ

 フェイラとは簡単に言いますと“市(いち)”のことです。大体どの町でも定期的に開かれていて、市役所が管理しています。売っているものは実にさまざまで、食料品はもちろん、雑貨、おもちゃ、靴、手芸用品、服等が軒を連ねています。またパステラリアというちょっとしたファーストフード店もあります。

 この仕事をしている人たちのことをフェイランチと呼びます。彼らは折りたたみ式の露店を使って指定された曜日の指定された場所に行って仕事をします。自分たちの売りたいものをいろいろな所から安く仕入れて(場合によっては手作りで)売っていますので、スーパーで買うよりも安く、また新鮮なものを見つけることができます。

 週中も開かれていますが、やはりみんなが休みの土、日は規模も大きく人出も多いです。わたしの住んでいる近くでは、日曜日に開かれていますので、ほとんど一週間分の食料をまとめて買っています。ブラジルで、肉、野菜、魚などの食料品は大抵キロ売りです。この感覚になれるのに少し時間が必要ですが、品質が一定していない国なので、自分の目と手で納得いくまで選んで買えるこの方法はある意味でいいのかもしれません。

 日本で言う朝市みたいなものなので、朝六時半ぐらいから始まって、お昼頃には終わってしまいます。路上で開かれることが多いので、その時間は当然車が通ることはできません。またフェイラが開かれている道に位置している家の人も車が出せないなどの不便がありますが、皆さん特に気にしてはおられないようです。日本ではちょっと考えられませんね。 (∩_∩)

▲普段はこんなに広い道なのです。

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