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生活の一コマ

トニックウォータ(Agua Tonica)

アンタルチカのトニックウォータ 別にめずらしいものではありませんが、ブラジルでは様々な会社が発売していてどこでも買うことが出来ます。この飲み物普通の缶ジュースとはちょっと違います。缶の表示 “アグァ・トニカ・デ・キニーノ” とある通り「キニーネ」が主成分となっている点です。このキニーネとはキナの木の皮から取れる成分のことでかなり苦くマラリアの薬(*)に使われています。また胃にもいいそうです。ジュースですから大して入っていないかもしれませんが、実際飲んでみると普通のジュースは甘くて胃がもたれたりあとで喉が渇いたりすることが多いですが、これはちょっと苦いですが後味もよくお腹もすっきりした感じになるので最近は出先では水代わりに飲んでいます。お気に入りは甘さ控えめアンタルチカ製のトニックウォータ・ダイエットです。
                                         ▼キナの木
キネの木 ブラジルを代表するジュースと言えば「ガラナ」の右に出るものはないでしょう。コーヒーの三倍のカフェインが含まれているというこの清涼飲料水の原料ガラナは木性つる植物で原産地はアマゾン川流域地方だということです。

 この植物は10bもの高さまで這い上がることがあります。枝は黒みがかっていて,縁がぎざぎざの卵形の葉を持ち,花柄の短い花を穂状につけます。この低木は,3年目に入ると,1月か2月ごろに,果実をつけはじめます。5年たったものだと,1本に約3`の果実が実ります。ガラナの果実はぶどうの粒と同じほどの大きさで,中に光沢のある球形の種子が一つか二つ入っています。果実の上のほうは真紅色で,下にいくにつれてその色は黄色になります。

 愛好家たちはこの飲み物を高く評価しています。ただの強壮剤だけではなくて,心臓の苦しみを和らげる働きもあり,動脈硬化に効く薬でもあると主張する人もいれば,神経痛だけでなく下痢,赤痢,偏頭痛などにも効くと主張する人もいます。これらの主張が医学的にも証明されるかどうかは未だ分かりません。

 こちらではペットボトル等に入った炭酸飲料のほかに水で薄めて使う粉末タイプや濃縮シロップタイプのものもあります。手ごろな値段で手に入るものばかりです。このように、ガラナは1929年以来ブラジルで人気のあるレフリジェランチ(ソフトドリンク)になっています。

* キニーネはマラリアの原虫をかなりの確立で殺しますが、細菌はこの薬剤への耐性を持つ寄生虫も出てきており最近ではキニーネに代わるものとしてクソニンジン(Artemisia annua)という中国の植物から抽出された新しい薬も出てきている 

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