■ ブラジルへ 
ブラジルはゲートウェイがいくつかありますが、利用頻度が高いところではサンパウロのグアルーリョス国際空港とリオデジャネイロのガレオン空港があります。サンパウロ州にはさらにサンパウロ市内中心から１４ｋｍの所にコンゴニャス空港、サンパウロから北西に１００ｋｍほどのところにかつての国際空港であるビラコッポス空港があります。コンゴニャス空港は主にサンパウロ−リオ（サントス・ドゥモン空港）間のエアーシャトルその他に使われており、グアルーリョスから直通のバスもあります。ビラコッポス空港は航空貨物などを扱っているそうです。グアルーリョス国際空港が霧などのために封鎖されると解除されるまでビラコッポス空港にまわされる事がたびたびあるそうです。その時は入国、税関などを済ませた後グアルーリョス空港までのバスに乗ることになりますが、距離も離れていますし出てくるまでにどれほどの時間がかかるかも定かではないので、どのくらいでグアルーリョスにいけるかは分かりません。因みにグアルーリョス空港はサンパウロ中心から２５ｋｍのところに位置しています。

■ 航空手荷物どのくらいまで？

* わたしの経験上問題がありませんでした

■ ビザ
ブラジルはどのような目的であってもビザが必要です。ビザはブラジル総領事館で申請しますが、必要な書類などは旅行ガイドなどで最新の情報を得てください。事務手続きは日本のようにパッパッとは行きませんので、十分余裕を見て行なってください。

■ パスポートの携帯
ブラジル国内において外国人はパスポートの携帯が義務付けられています。本物をなくしたり、盗まれたりしたとき再発行を容易にするためあらかじめコピーを取っておいて別に保管しておくとよいでしょう。

■ 空港で
グアルーリョス空港では税関に申告するものがある人の他に無差別で持ち物検査があります。これに引っかかると手荷物全部をあけられて相当な時間がかかるそうです。これは聞いた話なので信ぴょう性はありませんが、このゲートを通過して外に出る前にある免税店で何かを購入した人は引っかからないそうです。因みにわたしもたいていそこで頼まれたお酒などを買ってから出るのですが、今まで止められたことはありませんでした。あくまでも参考まで。

■ 予約確認は忘れずに！
現地に到着してほっとすると思いますが、忘れてならないのが予約確認です。例えば日本に帰国する際往復のチケットを買ったからもう安心と、予約確認せずに空港へ行くと満席で乗れない、あるいは名前がないという状況が生じます。それで出発する予定の便の７２時間前までに航空会社に連絡するようにしてください。また当日のチェックインは早めにしましょう。国際線なら出発の２時間ぐらい前がいいと思います。それからチケットに表示されている出発時刻ですが例えば「２３日の０：５５」と書いてある場合、この便の出発は「２４日の午前零時５５分」となりますので、間違って前の日の同じ時間に行かないように注意しましょう。また旅行期間中にサマータイムになった場合も一時間ずれる可能性がありますので旅行会社ないしは航空会社に確認を取っておいたほうがいいでしょう。

■ ドロボウ対策
これについてはいろいろな旅行ガイドに載っているのでそちらを参考にしてください。経験上言えることは「いい恰好をしない」という点です。日本ですと観光地や都市部に出かける場合、普段よりおしゃれして…となりますが、こちらで同じ感覚で行くと「わたしはお金を持っています」、「日本から来た旅行者です」などといったメッセージを伝えるものとなってしまいます。ただでさえブラジルの日系人はみんな日本に出稼ぎに行ってたくさん儲けているといった誤った印象をもっている人が多いので、目立たない服装をするのが一番です。アクセサリーなどもブラジル人がつけているから大丈夫などと考えずに外しておいたほうが無難でしょう。
また、出かける前には必ずこちらの外務省海外安全情報も見ておきましょう。